環境マネジメントシステムの取得について
弊社では、中小企業様向けの環境認証を取得するにあたり、当時、日立製作所様も認証取得を推奨されておりましたのでKESを取得する事に致しました。
KES規格はISO14001の基本コンセプトと同じ、トップが定める「環境方針」に基づき、管理のサイクル Plan(計画)-Do(実行)-Check(点検)-Action(レビュー)を循環させることによって継続的な改善を図ることであり、ISO14001の中核となる本質的な特長を活かして、用語や規格の内容をシンプルにしたものです。
このKESは、組織や事業者が、その運営や経営の中で、自主的に環境保全に関する取組を進めるにあたり環境に関する方針や目標を自ら設定し、これらの達成に向けて取り組んでいくことです。日研機器は、2008年4月に取得しました。
「KES〔環境マネジメント・スタンダード〕」

日研機器は環境規格「KES〔環境マネジメント・スタンダード〕」のステップ2に登録されました。
(2008年4月1日)
登録証はこちら(PDFファイル:68KB)
弊社は、次の段階として、環境マネジメントシステム ステップ2SR(社会的責任を含む)へ取得に向けて取り組んでおります。
KESとは?
Kyoto=京都
Environmental Management System=環境マネジメントシステム
Standard=スタンダード
の略。京都議定書の発祥地、京都から発信された「環境マネジメントシステム」の規格です。
「地球環境問題は人類最大の課題」と、経営のあり方が問われる21世紀の幕開けに、あらゆる事業者を対象に「環境改善活動に参画する」ことを目的に策定されました。
参考リンク:
あたほ環境機構株式会社
SDGsへの取り組み
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
環境宣言
基本理念
日研機器株式会社は、地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し全組織を挙げて環境負荷の低減に努力致します。
日研機器株式会社は、電子部品の商社として取り扱う電子部品・電子機器の販売に係わる全ての活動、製品及びサービスの環境影響を低減するために、次の方針に基づき環境マネジメント活動を推進して地球環境との調和を目指します。
- 当社の購入・販売又は消費活動、製品及びサービスに係わる環境影響を常に認識し、環境汚染の予防を推進するとともに、環境マネジメント活動の継続的改善を図ります。
- 当社の購入・販売又は消費活動、製品及びサービスに係わる環境関連の法的及びその他の要求事項を順守します。
- 当社の購入・販売又は消費活動、製品及びサービスに係わる環境影響のうち、環境管理重点テーマを決定し取り組みます。
- 一人ひとりが環境負荷低減活動を積極的に実践できるように、この環境宣言を全従業員に周知するとともに一般の人々が入手できるようにします。 上記の方針達成のために、目標を設定し、定期的に見直し環境マネジメントシステムを推進します。
日研機器株式会社 代表取締役社長 中野 雅夫
省エネ対策の取り組み
日研機器では社員が一丸となって、省エネ対策に取り組んでいます。
下記に実際の当社の取り組みをご紹介します。全社員1人ひとりが協力して実施すれば大きな効果に繋がると考えています。
1.電力使用量の削減
- 昼休みの消灯
昼休みには、蛍光灯を消灯し電力使用量の削減に努めています。
- エアコンのエコ運転
エアコンの温度を季節により下記のように保っています。
夏:26℃~28℃
冬:23℃
2.一般廃棄物の削減・コピー機使用量の削減
- 電子化によりコピー用紙削減
両面印刷や電子化によりコピー機の使用量を減らし、廃棄物を削減しています。
3.自動車のエコ推進
- 環境に配慮した自動車運転
急加速や急減速、空ぶかしや長すぎるアイドリングを行わないなどの対策を行っています。
4.会社周辺の清掃等啓発活動
- 週1回の清掃活動
週1回、社員全員で会社周辺の清掃活動を行っています。